バイナンスでETHをステーキングする方法とメリット・デメリットのまとめ

2021年3月17日

イーサリアム(Ethereum, ETH)は、2020年12月に行われたETH2.0のアップデートでプルーフ・オブ・ステーク(Pos)の機能が追加されました。

PoSでは、ETHを一定以上保有しネットワークの安全性を担保(ステーキング)することで報酬を受け取ることができます。

ここでは、バイナンス(binance)におけるETHステーキングの特徴やメリット・方法・注意点などについてまとめてみたいと思います。

ETHのステーキングとは

どのようなシステムか?

プルーフ・オブ・ステークは、より効率的なイーサリアムネットワーク運営のため導入されたものです。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)を採用している現行のイーサリアムブロックチェーンとは異なり、ーサリアム2.0は、マイナーに代わって「バリデーター」が取引を処理するプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用している。

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PoSへ移行する理由の一つは、PoWよりもはるかにエネルギー効率が良いとみなされている点だ。また、マイニングハードウェアの開発競争により少数の大きなマイニングプールにシェアが偏っていたため、イーサリアムネットワークの分散化を図る目的もある。PoSは誰でもバリデーターとして参加でき、参入障壁が低いため、分散化される可能性が高い。最終的に、ETH 2.0にバリデーター(トランザクションの検証者)の区分けとトランザクションの並行処理技術「シャーディング」を導入することでスループットを高める狙いもある。

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リスクと報酬

ステーキングで得られる報酬は、ロックされたETHの総量に応じて変動します。2021年3月時点での想定利回り(得られるETH/預けたETH)は8.4%となっています。

現在は移行中の段階ですが、ETH 2.0のステーキングには、

  • シャードチェーンが実装されるまでの1~2年間、ステークされたETHはロックされ、取り出せない
  • バリデーターとなるためには最低32ETHが必要
  • バリデーターは常にオンラインにしておく必要があり、違反すると保有量を一部失うペナルティがある

などの制限があり、個人で行うには少々ハードルが高い状況です。

そのため、バリデーターを代理で立ててくれてETHを預けるだけで良い「ステーキングプール」などのサービスがあり、binanceも同様に提供しています。

BinanceにおけるETHステーキング

特徴

BinanceでのETHステーキングの特徴として、「BETH」が挙げられます。

  • ETHをステーキングすると、同数の「BETH」をもらえる。
  • ETH 2.0のメインネット公開後、「BETH」はETHに1:1で償還できる。
  • 「BETH」は取引所でいつでもETHとトレードできる(レートは相場による)

いつでもBETH⇔ETHのスワップが可能なため、暴落時に備えたり、売りたい時に売ったりできるのは大きな強みです。これによりステーキングにかかる制限を最小限に抑えることができそうです。

BETHとは
BETHは、1対1ベースでバイナンスでステークされたETHを表すトークン化資産。ステーキングでロックアップされるイーサリアムに流動性を提供する役割があり、バイナンススマートチェーン上で利用できる。

メリット

  • 自分でバリデーターとしてノードを運用する必要がない
  • 32ETHなくても報酬を得られる(バイナンスは0.001ETHからOK)
  • ステーキング報酬は全てユーザーに分配される(手数料ゼロ)

バリデーターの代理・保守に手数料がかからないのはサービスが良すぎではと思いますが、その分取引してくれという事でしょうか。

デメリット

  • BETHはバイナンススマートチェーン上でしか使えない
  • 取引所でのBETH⇔ETH交換レートは完全に1:1ではない
  • 取引所リスク

BETHはバイナンススマートチェーン(BSC)に対応した取引所や仮想通貨ウォレット内(binanceやtrust wallet、メタマスクなど)でしか取引や出金などができません。BETHをETHに戻すときの交換レートも、だいたい1~0.95くらいでバラついています。
また、基本的な取引所リスク(Goxや秘密鍵を自分で管理できないなど)は残ります。

BinanceでETHをステーキングする方法

➀アカウント開設がまだの場合は、Binanceにアクセスして登録します。
(こちらからだと紹介キャンペーンで取引手数料の10%がキックバックされるようになります。よろしければぜひどうぞ)

二段階認証、SMS認証、出金先ホワイトリストなどセキュリティ対策も設定しておきましょう。

②登録が完了したら、BinanceのウォレットにETHを移します。

ETHの調達方法としては2通りありますが、10万円以上であれば前者が手数料の負担が少ないです。

クレジットカード購入も国内某販売所ほどボッタクリ価格ではないので、小額から試してみたい方や送金手続きが不安な場合は十分検討の余地があります。

③ETHが入金されたら、ページトップの「ファイナンス(finance)」から「バイナンスアーニング(binance earning)」→「ETH 2.0 ステーキング」→「今すぐステーク」を選択します。

ステーキングする量を入力して「確認」を押すと、注意事項が表示されるので内容を理解した後に再度「確認」。

無事成功すれば、こちらが表示されます。

報酬の確認

「配布記録」からPoSにより得られた報酬が確認できます。きちんと毎日配布されています。

ステーキング報酬は「前日のBETH残高」に応じてBETHで支払われます。

もともとロックした分だけでなく、毎日分配されたBETHが翌日の配布分を決めるベースに足されていくので、複利の効果を考えるとうれしい仕組みです。

バイナンスでのETHステーキングの裏技

ちなみにですが、上で説明した正規のステーキング方法以外にも報酬を得る方法があります。

それはバイナンス内でBETH/ETHのペアで取引し、BETHへ交換することです。本来の方法ではETH→BETHへの交換レートは完全に1:1です。一方、取引所のBETH/ETHペアでは、タイミングが良ければ1 ETH1.05 BETHに交換できるため、より多くのETHを預け入れたことにできます。

BETH/ETHペア交換レートの推移

報酬は「BETH残高」がベースになるため、こちらの方法でも問題なく報酬を受け取れます。
以上、バイナンスでのETHステーキングのまとめでした。

Binance ETHステーキング公式ページ