【GPU有効活用】Binance PoolでETHをマイニングする方法

2021年2月28日

ゲーミング・機械学習用に高性能パソコンを自作したものの、グラフィックボードを使わないときは勿体なさを感じていました。

そこでGPUマイニングが良さそうだという事を知りました。GPUマイニングできる仮想通貨はたくさんありますが、今はイーサリアム(ETH:Ethereum)の収益性がダントツで高い状態が続いています。

ここでは、メインPCのグラボ活用の1つとして、Binance Pool(バイナンスのマイニングプール)でETHをGPUマイニングする方法を記します。

バイナンスプールを選択した理由

高い透明性

有名なマイニングプールとして他にもMiningpoolhubやZpoolなどがありますが、中には公表している以上にハッシュレートを盗んでいるところもあるみたいです。

BinancePoolはハッシュレートが常にリアルタイム表示されているので安心できそうです。

安定した高収益性

minertstatというサイトで、いろんなマイニングプールの収益性ランキングを見れます。Nvidia製のグラボは基本Ethash(ETHの採掘するためのアルゴリズム)が収益性が高いですが、binance poolは安定して上位にありました。

最低限の手数料

プール使用料はETHで0.5%と他のマイニングプールと比べても割安です。

報酬は提供したハッシュレートに応じて毎日支払われる上、プールと取引所のウォレットは送金手数料ゼロで繋がっています。Nicehashなどの他プールでは、最低出金額まで貯まるのを待たないといけなかったり(余剰グラフィックボードでのマイニングだと何日もかかることが多い)、ようやく出金額が溜まっても送金手数料が重くのしかかってきたりします。

バイナンスという世界最大の仮想通貨取引所のメリットをすぐに享受できるのを考えると、Nicehashなどよりも魅力的に思いました(Nicehashとの簡単な比較は以下の通りです)。

しかも、FPPS支払い方法のため、ハッシュレートのシェアによる分配に加えて、トランザクション手数料も報酬として支払われます。

Binance pool (ETH)Nicehash
プール使用料0.5%2%
引き出し手数料なし
(ウォレットに直接入金)
 > 0.1%
最低支払額なし
(ウォレットに直接入金)
 0.025 ETHから
Binance poolとNicehashの手数料比較

BinancePoolでETHをマイニングする方法

全体的な流れは、必要なものの確認、Binanceのアカウントの開設、マイニングソフトのインストール・設定、採掘できているかの確認、です。順を追って説明します。

事前準備

マイニングを実行するのに最低限必要なものはこちら。ゲーミングPCがあればそれでOK。

  • パソコン本体
  • GPU(Nvidia・AMDどちらでも可、VRAM 4GB以上)
  • 安定したネットワーク環境

Binanceアカウントを作成する

Binance(バイナンス)の取引所本体のアカウントマイニングプール用のアカウントの2つを取得する必要があります。

➀ Binanceにアクセスし、アカウントを作成する。
(こちらから登録すると紹介キャンペーンで取引手数料の10%がキックバックされるようになります。よろしければぜひ)

② BinancePoolからマイニング用のアカウントを開設する。

マイニング管理ソフトのインストール

自分のパソコンでマイニングの実行・管理するためのソフトウェアを導入し、自身のパソコンとBinancePoolを接続させます。

マイニング管理ソフトウェアはminerstatがUIも良く使いやすいです(ほかにもHiveOS, MinerOSなどありますが、ASICや数十個のGPUを使わないで、Windows環境で余剰グラフィックボードを使ってマイニングする分はオーバースペック)

minerstatには「マイニング計算を実行するツール(GMinerやEthminer等)」や「ベンチマーク測定機能」「PC/グラボ状態監視」など必要な機能がすべて組み込まれているため、このソフト1本入れるだけで環境が整います。

以下のリンクから登録後、「Software」→「Windows mining」からソフトをダウンロード&インストールしましょう。

注意点

・インストール前にGPUは接続しておく。
・ドライバーは更新しておく。
・minerstatはデフォルトのフォルダにインストールする。

minerstatのセッティング➀:Worker構築

マイニング管理ソフトにWorker(マイニングを実行する機器)を認識させます。

  1. workers pageからGPUメーカーとOSを指定してWorkerを追加
  1. アクセスキーの取得
  2. minerstat.exeを実行→アクセスキーとWorker nameでログイン

minerstatのセッティング②:Worker configの設定

worker configからバイナンスプールへの接続するための必要な項目を記入します。

プールへの接続設定

WorkerをBinancePoolに接続させるため、アドレスエディタのページから画像のようにタグとアドレスを記入する。この他に使用可能なプールアドレスはこちら

minerstat-Binanceプール
BinancePoolアドレスの入力
TAG:ETH-BINANCE
POOL ADDRESS:stratum + tcp://ethash.poolbinance.com:1800
BinancePoolのタグとアドレス例

ウォレットの登録

WALLETBINANCE)とタグを追加する 。WalletアドレスはBinancePoolのマイニングアカウント名です。

minerstat-バイナンスウォレット
ウォレットへの接続

・マイニングクライアント設定

マイニングに使用するクライアント(計算を実行する部分に相当)を選択する。
ETHマイニング実行ソフトのパフォーマンス比較で一番良さそうだったGMINERを選択しました。

  • Default client:GMINER
  • Coin:ETH
  • POOL: ETH-BINANCE
  • Wallet: BINANCE
  • Password:x
マイニングクライアント設定例

採掘を開始してみる

デスクトップアプリから「Start minig」でマイニングを開始します。

minerstatの管理ページでは、推定収益、GPUの消費電力、ワットパフォーマンス、温度などが確認できます。バイナンスのworkerページでは採掘開始後すぐには反映されませんが、20分ほどするとリアルタイムハッシュレートや収益が見れるようになりました。

別件でGPUを使わない間はしばらく稼働させてみようと思います。

ちなみに、採掘したETHはそのままステーキングして収益増強をはかっています。
バイナンスでETHをステーキングする方法・メリット・デメリットのまとめ

また、GPUマイニングが安定に実行できるようになったらGPU設定を最適化するのをお勧めします。これにより、消費電力およびGPU負荷を削減でき、効率的にマイニングできます。

参照
3 steps to set up a Windows node
Binance Ethereum Mining Tutorial